会社から、社会保険料の振込の依頼が届きました。
「これ、払わなきゃいけないの?」
初めて休職したとき、私はそう思ってびっくりしました。
働いているあいだは給料から引かれていたので、払っている感覚がありませんでした。
休職するときも、社会保険料のことなんて、微塵も考えていませんでした。
私は休職中の薬局薬剤師です。
結論から書くと、私は休職中も、社会保険料と住民税を自分で払っています。
この記事では、金額そのものは書いていません。
そのかわり、請求がどう届いて、どう払っているのか、傷病手当金が入るまではどうしていたのかを書きます。
- 社会保険料は、休職中もなくならなかった
- 会社から毎月届く依頼を見て、自分で振り込んでいる
- 住民税は、納付書が自宅に届く形に変わった
※本記事は2026年10月時点の情報です。払い方は会社によって違います。この記事は、私(さじ)の場合の話として読んでください。
休職中も、社会保険料はなくなりませんでした
ここでいう社会保険料は、働いていたときに給料から毎月引かれていた、健康保険と厚生年金の保険料のことです。
(40歳以上の人は、介護保険料も含まれます)
社会保険料の金額は、休職前に給料から引かれていた額より、少しだけ安い金額でした。
調べてみると、理由が分かりました。
健康保険と厚生年金の保険料は、会社に在籍しているあいだは続きます。
育児休業の際に社会保険料が免除になるような仕組みはありましたが、病気やけがの休職時にはありません。
しかも、毎月の給料そのものではなく、あらかじめ決まっている基準の金額(標準報酬月額)で計算されます。

だから、給料がゼロになっても支払う社会保険料の金額が変わらなかったのですね。
一方で、雇用保険料は、実際に支払われた給料に対してかかります。
給料が出ていない月は、かかりません。
実際、明細を見ると、雇用保険料の項目はありませんでした。
少し安くなっていたのは、その分だったようです。
そして、私が払っているのは、これまで給料から引かれていた自分の分です。
健康保険と厚生年金の保険料は、会社と本人が分け合って負担する決まりで、会社の分は、休職中も会社が負担します。
先ほど出てきた標準報酬月額がどう決まるのかは、こちらに詳しく書いています。

休職中の社会保険料の払い方は、おもに3つあるそうです
払い方は、会社によって違うようです。
調べてみると、休職中の社会保険料(本人の負担分)の集め方には、おもにこういう形があるそうです。
- 毎月、会社の口座に本人が振り込む
- 会社がいったん立て替えて、あとで精算する(復職後の給料やボーナスから引く、など)
- 傷病手当金を会社がいったん受け取り、保険料を引いてから本人に渡す
どの形になるかは、会社の決まりによります。
私の場合は、会社から毎月、振込の依頼が郵送で届きます
私の場合は、こういう流れです。
- 給料日のあとに、会社から振込の依頼と送り状が郵送で届く
- 会社が指定した口座に、銀行振込で払う
「振込手数料はこちらの負担で」と、送り状にそう書いてありました。
以前休職したときにも同じものが届いていたので、今回はそれほど驚きませんでした。
振込先は、届いた依頼の紙に書いてあるので、いつも使っているネット銀行のアプリから、その場で振り込んでいます。
郵便を開けて、その場で終わらせることもできます。
思考停止の状態でもできる作業です。
(振り込む金額だけは、きちんと確認しています)

住民税は、納付書が自宅に届くようになりました
働いているあいだ、住民税は給料から引かれていました(「特別徴収」というそうです)。
休職してからは、納付書が自宅に届いて、自分で納める形(「普通徴収」というそうです)に変わりました。
私は年度の途中で休職したので、まず、その年度の残りの分の納付書が届きました。
次の年度の分は、まとめて一度に届きました。
納付書には支払いの期限も書いてあります。
ただ、期限を覚えておくのが煩わしかったので、私は年度の分を先にまとめて払ってしまいました。

住民税は、前の年の収入をもとに計算されるそうです。
だから、休職して収入が減っても、その年に納める金額はすぐには減りません。
給料から引かれていたときは、払っている実感があまりありませんでした。
自分で納めるようになると、出ていくお金として目に入るようになりました。
傷病手当金が入るまでは、自分のお金から出していました
私の場合は、休職してから、残っていた有給を使った月がありました。
そのため、会社への振り込みが始まったのは、休職して2ヶ月ほどたってからでした。
有給の残り方などによって、社会保険料の支払いが始まる時期は人それぞれだと思います。
でも、傷病手当金はすぐには入ってきませんでした。
私の場合、申請に取りかかるまでに時間がかかり、そこから振り込まれるまでにも時間がかかりました。
そのあいだの社会保険料は、生活費と同じように、貯金を切り崩して出していました。
傷病手当金がいつ振り込まれたのかは、こちらに書いています。

毎月払う形が、私には合っています
私は、毎月自分の分を払うほうが、「毎月出ていく分」と考えられて気が楽です。
あとからまとめて請求が来るより、毎月の支払いとして予測できた方が分かりやすいと感じています。
まとめ:先に知っておきたかったこと
- 休職中も、社会保険料と住民税は出ていった
- 社会保険料は会社に毎月振り込み、住民税は納付書で納めている
- 傷病手当金が入るまでは、自分のお金から出していた
1回目の休職に入るとき、社会保険料と住民税は自分で振り込む必要があることを、私は知りませんでした。
依頼書が届いてびっくりはしましたが、
「あ、払わなくちゃいけないんだね。わかりました」という感じでした。
いま休職を考えている方が、払い方まで調べておく必要はありません。
「休職しても、この2つは出ていく」ということだけ、頭の片隅に置いておいてもらえたら十分です。
傷病手当金がいくらもらえるのか、申請書をどう書いたかは、こちらに書いています。



